今回の内容
〇酉の市
〇『切り山椒』レシピ
11月になりましたー。
11月は関東圏のとりにゆかりのある神社では「酉の市」が行われます。
一の酉、二の酉、三の酉…。2回の年と3回の年があり、三の酉の立つ年は火事が多いと聞いたことがあります。そして今年は3回の年~。(/ω\) 気をひきしめていきましょう!
「酉の市」では福を集める招福熊手が売られ、たくさんの人で賑わいます。
その「酉の市」の時に食べられる季節の郷土菓子に『切り山椒』*1があります。
そこで今回 第6弾は『切り山椒』! 作ってみたいと思います。
とはいえ、にこのすけは写真では見たことはあるのですが食べたことがないんです、『切り山椒』。
ピンクと淡い緑と白の太めに拍子切りしたおもち。羽二重もち?それともすあまのようなモノでしょうか?
甘くて でも後味が辛くてちょっとシビれる柔らかいおもちだそうです。鼻にスッと抜ける感じもあるんだとか。
とりあえず上新粉と白玉粉で「すあま」のような食感のおもち、作ってみましょう。
我が家の粉山椒を使うよい機会です!
今年取りきれなかった我が家の山椒が赤く色づいたので収穫して日に干して黒い種を取り除いたものをすり鉢で粉にした自家製粉山椒。(量はほんの少し。今回のレシピにはちょうど良い量です。)
さあ、let' scooking!
我が家ではきび糖を使うのでカラフルな可愛い『切り山椒』はちょっとお預け。出来上がりは薄茶色の『切り山椒』です。
材料
★白玉粉 60g
★上新粉 40g
★砂糖(今回はきび糖) 50g〜 60g
★粉山椒 0.7g〜1gくらい
★水 90ml〜100ml (耳たぶよりちょっと柔らかめの固さが目安です。)
★ 片栗粉(最後にもち取り粉として使います。)
作り方
② ①に水を入れてまぜる。入れすぎ注意です!白玉粉をしっかり溶かしてください。
③ ②に砂糖を入れてよく混ぜる。砂糖を入れると生地が柔らかくなるけれど大丈夫!
④ ③にラップをフワっとかけて600wのレンジで1分半。→ゴムベラで返すように混ぜてレンジで1分→粉山椒を入れて練るようにまぜレンジで40秒ほど。
⑤ レンジからだしてクッキングペーパーにのせ火傷しないようにクッキングミトンをしてクッキングペーパー上からたたむように練る。
⑥ 片栗粉を敷いた上に⑤をのせ 片栗粉をまぶしながら形を整える。
⑦ 少し冷めたら拍子切りにしてできあがり。注・熱いうちに切るとうまく切れません!
思っていたモチモチ感。おいしい食感にできました。
でもね、思っていたほど山椒の香りがありませんでした。入れた時はけっこう香りがあったんですが・・・。う~ん、残念! でも飲み込んだ後、静か~に辛みと痺れがやってきます。粉山椒の量が少なかった訳じゃなくて 擂ってから時間がたっていたせいだと思います。
砂糖50gだと甘みは控えめ。もう少し甘い方がよかったかな。山椒の辛味があるので砂糖多めがおいしいと思います。
ずっと気になっていた『切り山椒』やっと食せました。甘くて辛い(山椒の辛味)そして痺れもあるお菓子・・・いったいどんな味なのか 不思議でした。
焼菓子に胡椒を使ったりもするので たぶんそんなに違和感はないんじゃないかな、とは思っていたものの 山椒の痺れとお菓子の相性はどんなものなんだろう・・・。
結果、にこのすけは けっこう気に入りましたよ。
気になっちゃった方、on-lineでも購入できるようなのでぜひ召し上がってみてください。
億劫でない方はにこのすけの簡単レシピ、作っていただけたら嬉しいです!(≧◇≦)
それでは今回はこのあたりで。
最後までお読みいただきありがとうございました~。m(_ _)m
*1:岩手には「きりせんしょ」というなんだか似た名前の郷土菓子があります。これはもともとは山椒を刻んで浸した汁で粉を練って作っていたようですが、現在は山椒は使われていません。 ごまやくるみを入れ、醤油の入ったゆべし風のお菓子。形も全く違うものです。
↑農林水産省「うちの郷土料理」さん
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/img/iwate_2_1.jpg
からお借りしました。