★まずはご挨拶。
★【べこもち】が食べたい~!
ーべこもちって? 北海道の・・・青森の・・・
ーべこもち作ってみよう!
レシピ紹介 にこのすけ流できました!
はじめましてのみなさま、にこのすけと申します。
そして もうひとつのブログでお世話になっているみなさま、いらっしゃいませ。
お越しいただきありがとうございます~。
このブログはにこのすけが食べたい郷土菓子を手に入れやすい食材と作りやすい工程で作って食べてみよう!という 郷土菓子紹介ブログです。
おつきあいのほどよろしくお願いいたします。<m(__)m>
さて、新しく始める郷土菓子のブログ一発目の記事は【べこもち】!!
北海道生まれのダンナさんがこどもの頃食べた 懐かしいお菓子なんですって。
にこのすけが初めて【べこもち】に出会ったのは近所のスーパーでした。
葉っぱの形で半分は白、もう半分は焦げ茶の目を引く可愛い形。べこ(牛)の模様を彷彿とさせる2色のコンビネーション。
コレは食べてみないと!!! 即カゴへ。
この時の【べこもち】の味はほんのり甘くて食感は「すあま」と「お団子」の中間のような…ちょっとかためのモチっと感。
【べこもち】おいしかった記憶があります。
北海道では5月5日のお節句に[柏餅]ではなく、【べこもち】を食べるんだとか。とはいえ今は一年中スーパーで買えたりするようですよ。
実はべこもちは青森の郷土菓子にもあるんです。でも北海道のべこもちと青森のべこもちでは見た目がすごく違う!!(材料はほとんど変わらないんですが・・)
「青森のべこもち」は見た目かまぼこの様。切って食べるんですが 切ると中にカラフルな柄があるんです。 華やか~。
⇑この画像は うちの郷土料理:農林水産省 さんからお借りしました。⇑
これって「金太郎飴」や千葉県の郷土料理「太巻き祭り寿司」のように作るのかしらん?う~ん、にこのすけもいつか挑戦してみたい!「青森のべこもち」!!
やっぱりもともとは端午の節句に食べられる「ハレの日のお菓子」だったようですね。
どちらのべこもちも 山形で上巳の節句に食べられていた「くじらもち」が原形のようです。
この山形の「くじらもち」はまた別の機会にとりあげたいと思いま~す。
北海道では「べこもちの粉」スーパーで買えるようですが、今回「べこもちの粉」はないので家にある上新粉や白玉粉で代用してみます。
ちゃんと一度蒸してから搗いて 成形してから再び蒸すっていう 手間のかかる方法で作ってみたのですが・・・。
いやいや~。 見た目こそ 「べこもち」だけど 失敗!! 固いんです。おいしくない!っていうか 食べたくない!! とくに黒糖部分が・・・。
たぶん水の量が少なかったんですね。
”もったいない星人”のにこのすけですから、なんとかリメイクしていただきましたよ。
蜜で煮て しみ込ませて きなこをかけたら なんとか食べられるようになりました。やってみるもんだ~。(;^ω^) ダンナさんにも手伝ってもらって 消費いたしました。
最初の失敗TRYで8個も作っちゃって 消費が大変だったので 量を半分にして 再TRYです。
粉の分量や水の量など少しずつ変えて 何度か試作した結果、にこのすけが食べたい「べこもち」ができました。
にこのすけ好みのちょっと柔らかめ「べこもち」です。
材料(4つ分)
白いもち・上新粉50g・白砂糖30g・水60~65ml
黒いもち・上新粉40g・黒糖30g (できたら粉のもの。固まっているものは細かく砕いて!)・お湯55~60ml
工程
〇白もちー上新粉・白砂糖・水をよく混ぜてラップをして 600wの レンジで1分半。→ヘラなどでよく混ぜる→ラップをしてレンジで1分チン。→よく混ぜたらツヤが出るまでこねる。(かなり熱いので気をつけて!!)→4等分しておく(乾かないようにラップなどでくるんでおく)
〇黒もちー上新粉・粉黒糖・お湯(黒糖が溶けやすいので)を混ぜてラップをして600wのレンジで1分20秒チン。→ヘラなどでよく混ぜて→ラップをしてレンジで50秒チン。→ツヤがでるまでよくこねる。(注意!すごく熱い!!です。)→4等分する。
〇二つ(白・黒)を合わせて葉っぱの形に成形する。-この時 水をちょっとつけると手につきにくくなります。
→竹串や箸などで葉っぱに葉脈を描く。串を濡らすとくっつかずに描けますよ~。
〇成形した葉っぱを1つずつクッキングペーパーにのせて蒸し器で6分蒸す。
(ラップをしてレンジ600wで1分半くらいチンしても良いのですが 蒸した方が柔らかくなるように思います。)
〇蒸し終えたら熱いうちにうちわであおぐと照りがよくなるようです。(ちなみににこのすけは扇風機の風をあてていました~。 (´艸`*)
⇩ 白・黒こんな風にくっつけて横から潰して葉っぱの形を作ります!あとは葉脈を描いて出来上がり ⇩ ⇩ ⇩ ⇩ ⇩ ⇩ ⇩
何回か作っているうちに 作りやすさ、手軽さで電子レンジを使用するレシピができました。レンジ、もしくは蒸し器の火入れは面倒でも成形前と成形後、2回にしたほうが美味しくできる気がします。
2度目のレンチン後 こねる時は本っ当に熱いので気をつけてくださいね~。がんばってツヤがでるまでこねるとなめらかできれいなおもちになります!(*^▽^*)ツヤ〜
レシピの枠にも書きましたが 2度目の火入れはレンジの方がお手軽ですが、蒸し器の方が柔らかい「べこもち」になるような気がします。
それからお砂糖の量は控え過ぎると固くなるようです。ほどほどに〜。(^◇^;)
冷蔵庫に入れてもそんなに固くなりませんが、オーブントースター等で炙ってもおいしくいただけますよ~。にこのすけは 炙った「べこもち」、 香ばしくて好きです。ぜひ (^o^)/
注 このレシピはにこのすけ流*1です。北海道のご家庭で作られている「べこもち」の作り方とは違うかもしれませんが、そこは多めにみていただけるとありがたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました~。<m(__)m> 感謝です。
*1:手に入りやすい材料・作りやすい分量・作りやすい手順で作ろう!!がコンセプトの”にこのすけ流”!