郷土菓子、第9弾は『がんづき』
『がんづき』は東北地方の郷土菓子。
一見蒸しパンのようなお菓子です。
前にスーパーのパンの売り場で見たことがあるので、もしかしたらご存知の方もいるかもしれませんね。
漢字で書くと『雁月』
丸い生地の上に散らした黒胡麻が 月を背にして飛んでいる雁の群れに見えるからとも、見た目が雁の肉に見えるからとも。
にこのすけは最初のが好きだな。雁の肉…なんだか生々しすぎる。
重曹でふくらませた蒸しパン的なものとふくらませない ういろうのような食感のものがあるらしいのですが、にこのすけが知っていたのは"蒸しパンテイスト"の『がんづき』
スーパーで見かけた『がんづき』もやはり"蒸しパンテイスト"でした。
このスーパーVr.の『がんづき』はお醤油が隠し調味料でしたが、にこのすけVr.はお味噌です。
蒸しあがった時にフワっとあがる湯気とお味噌の良い香り、たまりません!!
混ぜるだけ!あとは蒸し器にお任せの手軽さ。
ぜひ作ってみて欲しい〜。
それでは、レシピ!いきましょう!!
使う器具
✴︎蒸し器
✴︎粉ふるいもしくは濾し器 -型に使います。底が網になっているものを使ってください。-(ちなみに にこのすけは18cmサイズを使ってます。)
✴︎泡立て器
✴︎ボール
材料
✴︎小麦粉 150g
✴︎重曹 4g
✴︎きび糖 130g(にこのすけはきび糖80g+ラカント50gで)
✴︎たまご 1個
✴︎味噌 大さじ半分強
はちみつ 大さじ2.5
✴︎油 小さじ1 (にこのすけは米油で)
✴︎牛乳 100ml
✴︎お酢 50g
✴︎黒ゴマ(白ゴマでも)
✴︎くるみ 4〜5粒 刻んでおく
作り方
まずは下準備!!
粉ふるいまたは濾し器にクッキングペーパーを敷く(ざっくりで大丈夫)。蒸し器の蓋にふきんを巻いておく。蒸し器を火にかける。
用意ができたら始めましょう。
⓵薄力粉と重曹は振っておく。もしくはボールなどに入れて泡立て器でかきまぜてもOK!
②ボールに きび糖→たまご→味噌→はちみつ→油→牛乳→お酢 の順に一つずつ 泡立て器でしっかりまぜながら加えていく。
③振っておいた⓵粉類を②に入れ、泡立て器で真ん中から崩しながら混ぜる。(ダマにならないように)
④用意していた粉ふるいに③を入れる。(ゆるめの生地です。)
⑤ ④にゴマとくるみを均等に散らす。
⑥蒸し器にいれ(火傷注意!)強火で20分蒸す。
⑦竹串などで刺して付いてこなければできあがりー。
ー今回、途中経過の写真、撮り忘れました。<(_ _)>スミマセンー
ずっと「蒸しパン」「蒸しパン」って言っていますが、お味は蒸しパンより濃い。甘じょっぱくてなんだかクセになる味なんです。
出来上がってまだ湯気がたっているのを頬張るのも堪えられませんが、冷めてももちろん美味しい。
そして、次の日もふわふわなんです。
重曹とお酢の力で膨らます『がんづき』の生地はベーキングパウダーで膨らました生地とは違い 空気を食べてる感があるんです。(うーん、伝わるかな〜。うまく表現できない〜。( ̄▽ ̄;))
今回はきび糖を使いましたが、黒糖で作ると もっとコクがある『がんづき』に仕上がります。お好みに合わせてお好きな方で。
蒸しパンもお手軽に作れるお菓子ですが、『がんづき』もお手軽。
たまには趣向を変えて『がんづき』いかがですか??
それでは今回はこのへんで。
最後までお読みいただきありがとうございました。m(_ _)m